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可変速揚水発電

可変速揚水発電とは、ポンプ水車を可変速発電電動機で駆動し、揚水時の消費電力を可変とするものです。

これは揚水機は、回転数・揚程(落差)・ポンプ水車の3要素で揚水に必要な電力が決まりますが、従来の揚水機は同期機のために回転数が一定、ゆえに揚水電力は一定で調整が不可能でした。

しかし近年の原子力発電・大規模石炭汽力発電などの割合の増加、昼間と夜間の消費電力の差の増大などで夜間の調整能力の余裕が少なくなってきており、その為に揚水機を起動した際の急激な系統負荷の変動が問題となってきました。そこで可変速揚水機が夜間の電力出力調整用の設備として注目されているわけです。

その他に可変速揚水機の利点としては、ポンプ水車の効率が最高となる回転数が発電運転時と揚水運転時で異なるので、運転時の損失を少なくすることができます。

一般的な同期機は直流励磁の回転子で固定回転数・固定周波数ですが、可変速機はサイクロコンバータにより低い周波数の交流を得て回転子を励磁し、可変回転数・固定周波数を実現しています。




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